株式会社フューチャーリンクネットワーク（本社：千葉県船橋市、代表取締役：石井丈晴、以下FLN）と兵庫大学（所在地：兵庫県加古川市、学長：河野真）は、FLNと兵庫県加古川市（市長：岡田 康裕）が運営を行っている地域ポイント「かこがわウェルピーポイント」を学生のボランティア活動に対して付与をスタートしました。これにより、学生のボランティアへの参加意欲を高めるとともに、市内における学生の購買活動を促し地域経済の活性化を目指します。

事業概要

「かこがわウェルピーポイント制度」（愛称 「かこっピ」）は、市民協働の促進・ボランティア活動の促進と継続・地域ポイントの基盤整備を目的に、市内で実施されていたボランティア活動に対し、地域ポイントを付与する仕組みとして2016年から兵庫県加古川市に導入されました。FLNでは、自社で開発・保守する地域ポイントプラットフォーム「yuifill（ゆいふぃる）」上でポイントの発行・残高管理を行うほか、加古川市内各所におけるポイント利用機会のサポートをはじめとするポイント制度の事務局運営を行っています。

かこがわウェルピーポイント制度では、小学校のクラブ活動への協力や通学路の安全当番、花壇の手入れなど、多岐にわたるボランティアに参加するとポイントが付与されます。貯めたポイントは地域商店の商品との交換や地域商店での買い物だけでなく、市内の学校に寄附をすることも可能です。ボランティアへの参加促進と楽しみながら継続参加することを地域ポイント制度で実現させるとともに、地域商店の利用促進にも貢献しています。

かこがわウェルピーポイント：https://kakogawa.mypl.net/article/kakoppi_kakogawa

今回の取り組みの概要

兵庫大学ボランティアセンターでは、学生のボランティア参加への促進や地域のボランティア情報を集約するため、ボランティア活動に参加した学生へ謝礼をお渡ししています。今回、学生への謝礼としてかこがわウェルピーポイントを付与する取り組みが開始しました。地域のイベントやお祭りや寺子屋活動のサポートなど、対象のボランティアに参加した学生に1,000ポイントを付与します。

また、ポイントの使用先として、兵庫大学構内の書店「ユーカリ書房」がかこがわウェルピーポイントの加盟店となりました。他にも、兵庫大学の最寄り駅をはじめとする市内各所に加盟店があることから、今後も学生をターゲットとした事業者の加盟が予想され、地域活動の謝礼がさらに地域で消費される好循環の形成を期待できることから、導入に至りました。

今後の展望

今後も、かこがわウェルピーポイント制度を通じて市民の方に社会活動や地域活動等への参加意欲を高め、ひとりでも多くの方が活動に参加するきっかけづくりと活動を続ける楽しみになり、誰もがいきいきと生涯活躍する街づくりを目指してまいります。