全国250エリアで地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を運営する株式会社フューチャーリンクネットワーク(本社:千葉県船橋市、代表取締役:石井丈晴、以下FLN)は、兵庫県加古川市が推進するスマートシティプロジェクトに参画し、地域総がかりで見守る地域コミュニティの実現のために「かこがわアプリ」「行政情報ダッシュボード」の構築を行いました。「かこがわアプリ」は複数の見守りサービス事業者の見守りタグ信号を受信できる、自治体アプリとしては日本初の機能を実装しています。
事業開始の背景
兵庫県加古川市では、加古川市まち・ひと・しごと創生総合戦略にもとづき「子育て世代に選ばれるまち」の実現に向けて、都市の安全・安心を柱とする情報通信技術利活用基盤を活用した取り組みを推進しています。特に、安心して子育てを行う環境の整備や、高齢化社会に対応するため、地域総がかりで見守る地域コミュニティの強化に注力しています。
平成29・30年度の2か年においては、加古川市独自の先行事業として、市内1,500箇所への見守りカメラ・見守りサービス検知器の整備や、複数の見守りサービス事業者の見守りタグ(BLEタグ)の信号を受信できる日本初の見守りサービス検知器の開発などを行ってきました。
本事業は、この先行事業において整備された社会インフラを活用し、①安心・安全分野でのサービス拡張と②それ以外の分野にも取り組みを拡大するというものであり、総務省の「平成29年度データ利活用型スマートシティ推進事業」に選定されています。
FLNは他民間事業者数社と共にこのスマートシティプロジェクトに参画し、①では市のスマートフォン向け公式アプリ「かこがわアプリ」の構築を、②ではスマートシティ向け基盤(プラットフォーム)上に蓄積した複数分野のデータを閲覧できる「行政情報ダッシュボード」の構築を担っています。
「かこがわアプリ」「行政情報ダッシュボード」について
「かこがわアプリ」では、ユーザー登録された居住地域および現在地に応じて、緊急時に市からの重要なお知らせをプッシュ通知で受け取ることができます。さらに、複数の見守りサービス事業者の見守りタグ(BLEタグ)の信号を受信できる、自治体アプリとしては日本初の機能を実装しました(本機能をONにすることで市民のスマートフォンが見守りサービスの検知器として機能)。また、緊急時にエリアを絞ってプッシュ通知を行うことで、市民への効果的な情報提供・要請、より迅速な捜索への活用等も期待できます。
「行政情報ダッシュボード」は、プラットフォーム上に蓄積した「安全・安心をはじめとする複数分野のデータ」を地図上で重ねて閲覧できるウェブシステムです(http://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakubu/jouhouseisakuka/dashboard.html)。
かこがわアプリのダウンロード
▶iPhone向け(App storeに遷移します)
▶Android向け(Google Playに遷移します)
今後の展開
加古川市では今後、有識者や民間事業者、見守り活動を行う市民ボランティア等の多様な主体が参画できる取り組み体制を構築予定です。FLNは地域情報を扱う一民間事業者として「かこがわアプリ」や「行政情報ダッシュボード」を通じて安心・安全なまちづくりに貢献してまいります。
会社名 | 株式会社フューチャーリンクネットワーク |
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事業内容 | 地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営
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所在地 | 〒273-0031 千葉県船橋市西船4-19-3 西船成島ビル(受付:3階) |
TEL | 047-495-0525 |
FAX | 047-495-0625 |
URL | https://www.futurelink.co.jp/ |