2021年3月に公募が開始された旧金谷小学校の利活用事業について、2021年6月23日の審査の結果、優先交渉権者に選定されました。
背景と事業コンセプト
千葉県富津市では、2020年3月に閉校した旧金谷小学校の建物・敷地に新たな価値を創出するため、2021年3月より公募型プロポーザル方式により利活用事業者を募集していました。また、「第2期富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(2021年3月)によると、「地域に関する情報発信の不足」が課題として設定されており、「地域の魅力を再発見し、その魅力を地域内外の人々に発信することによる地域への愛着の醸成」が施策としてあげられています。
一方で、FLNは2000年3月に地域活性化を目的に創業し、20年間地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を全国で運営してまいりました。また、富津市においては2016年9月からふるさと納税の業務支援を受託しており、地元のパートナー企業(有限会社ちばマガジン)とともに市内約100の返礼品提供事業者のふるさと納税への参画支援を行っております。今回、これらの実績や運営ノウハウを活かして、旧金谷小学校を地域情報発信拠点とし、市民向け無料開放と収益事業を両立させた20年続く事業をご提案いたしました。
今後の予定
富津市の審査の結果、7月2日付けでFLNは旧金谷小学校の利活用事業における優先交渉者権を獲得いたしました。2021年8月初旬には地域向け説明会を予定しています。金谷地区の地域コミュニティの活性化や、賑わいの創出、地域振興に長く貢献し続けられる事業とするべく、全力を尽くしてまいります。