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【新規事業を検討する地方企業の経営者111人にアンケート】約4割が「サブスクモデル」を検討経験あり「中長期的な売上につながり、経営基盤が安定する」との声

地方経営者に調査を実施。約4割が「地域密着の店舗支援を行うサブスクサービスの展開」に興味

全国643市区町村をカバーする地域情報サイト「まいぷれ」を運営する株式会社フューチャーリンクネットワーク(本社:千葉県船橋市、代表取締役:石井丈晴)は、新規事業を検討する地方企業(東京都・大阪府・愛知県以外)の経営者111名に対し、「地方企業経営者の新規事業」に関する意識調査を実施いたしました。

サマリー

※サブスク:サブスクリプションの略称で、定額料金を支払うことで、一定期間サービスを利用することができるビジネスモデルのこと

調査概要

調査概要:「地方企業経営者の新規事業」に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年9月30日〜同年10月2日
有効回答:新規事業を検討する地方企業(東京都・大阪府・愛知県以外)の経営者111名

経営者の半数が「磐石な経営基盤にするため」に新規事業を検討

「Q1.新規事業を検討している目的/理由を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「磐石な経営基盤にするため」が50.5%「新規事業で再起を図りたい」が22.5%「コロナ禍で事業転換を考えている」が18.0%という回答となりました。

Q1.新規事業を検討している目的・理由を教えてください。(複数回答)

・磐石な経営基盤にするため:50.5%
・新規事業で再起を図りたい:22.5%
・コロナ禍で事業転換を考えている:18.0%
・地域の活性化/地方創生:17.1%
・その他:16.2%

新規事業の目的「異業種等の開拓で、年商の浮き沈みを緩和」なども

「Q2.新規事業を検討している目的/理由が、Q1以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=111)と質問したところ、「本業とは違った異業種等の開拓で、年商の浮き沈みを緩和」「既存の事業にとらわれず、活躍の場を広げたい」など68の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・49歳:既存の事業にとらわれず、活躍の場を広げたい。
・70歳:売上の拡大。
・52歳:経営体力をつけたい。停滞している現状打破のため。
・52歳:本業とは違った異業種等の開拓で、年商の浮き沈みを緩和する。
・49歳:事業継承に備えて。
・49歳:将来に不安があり多角的に収益をあげたい。
・50歳:自分がやりたいことが新規事業につながりそうだから。
・59歳:手広く様々な場面で地域に貢献したい。
・70歳:顧客ニーズに応えるサービス提供。

約4割が「サブスクモデル」での新規事業を検討経験あり

「Q3.あなたは事業転換、新規事業で「サブスクモデル」を考えたことがありますか。」(n=111)と質問したところ、「何度もある」が9.0%「1~2回ある」が33.3%という回答となりました。

Q3.あなたは事業転換、新規事業で「サブスクモデル」を考えたことがありますか。

・何度もある:9.0%
・1~2回ある:33.3%

・1度もない:57.7%

サブスクモデル検討の理由「中長期的な利益を考えやすい」が48.9%で最多

「Q4.Q3で「何度もある」「1~2回ある」と回答した方にお伺いします。サブスクモデルを検討した理由を教えてください。(複数回答)」(n=47)と質問したところ、「中長期的に利益を考えやすい」が48.9%、「ランニングコストがかかりにくいため」が25.5%、「ユーザー数を予め把握でき、計画を立てやすい」が25.5%という回答となりました。

Q4.Q3で「何度もある」「1~2回ある」と回答した方にお伺いします。サブスクモデルを検討した理由を教えてください。(複数回答)

・中長期的に利益を考えやすい:48.9%
・ランニングコストがかかりにくいため:25.5%
・ユーザー数を予め把握でき、計画を立てやすい:25.5%

・新規顧客を獲得しやすい:23.4%
・サブスクビジネスを歓迎するトレンドがある:23.4%
・利用者のデータを分析・活用できる:12.8%
・その他:6.4%

約4割が、地域の活性化/地方創生と中長期の利益創出が合わせて実行できる「サブスクモデルのビジネスでのFC加盟」に興味

「Q5.地域の活性化/地方創生と中長期の利益創出が合わせて実行できる、サブスクモデルのビジネスでのFC加盟に興味がありますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に興味がある」が5.5%「やや興味がある」が38.7%という回答となりました。

Q5.地域の活性化・地方創生と中長期の利益創出が合わせて実行できる、サブスクモデルのビジネスでのFC加盟に興味がありますか。

・非常に興味がある:5.5%
・やや興味がある:38.7%

・あまり興味がない:35.1%
・全く興味がない:20.7%

まとめ

 今回は、新規事業を検討する地方企業(東京都・大阪府・愛知県以外)の経営者111名に対し、「地方企業経営者の新規事業」に関する意識調査を行いました。

 まず、新規事業を検討している理由を尋ねたところ、半数が「磐石な経営基盤にするため」と回答しました。「コロナ禍で事業転換考えている」や「手広く様々な場面で地域に貢献したい」という考えも挙げられましたが、「本業とは違った異業種等の開拓で、年商の浮き沈みを緩和する」といった声にあるように、経営基盤を安定化させるためのリスクヘッジとして、新規事業を検討されている方が多い傾向にあるようです。

 また、事業転換、新規事業を検討するにあたり、「サブスクモデル」の導入を考えたことがあるか伺うと、約4割が「ある」と回答しており、その理由として「中長期的な利益を考えやすい」という点が48.9%で最多の結果となりました。近年の「サブスク」サービスの浸透により、サブスクモデルのメリットに関心が高まってきているようです。

 そして、地域の活性化/地方創生と中長期の利益創出が合わせて実行できる「サブスクモデルのビジネスでのFC加盟」について質問してみたところ、経営者の約4割が「興味がある」と回答しました。

 新型コロナの影響で地方でも第三次産業を始めとして厳しい状況が続いています。地方企業の経営者にとって、中長期的な安定利益の確保、そして、磐石な経営基盤を確立する新しい手段としての「サブスクモデル」は、地域の活性化・地域貢献にも繋がる事業として高い関心が集まっているようです。

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社フューチャーリンクネットワーク
担当:経営統括部 菅野貴子
TEL:047-495-0525